最近時事ネタが続きますが
イスラエルのパレスチナ自治区ガザ
「ハマス」への攻撃
一部の報道によると
パレスチナ側の死者810人以上・・・
ガザのパレスチナ人の人口250万人
その内の800人だから
これは明らかに「ジェノサイド(Genocide)」だと思います
第二次世界大戦中ドイツ(ナチス)が行った
ユダヤ人の大量虐殺と同じ!
皮肉なもので過去に自分達が悲惨な目にあった事を
今度は加害者の立場で行っています
イスラエル政府は
国連安保理の停戦決議について
「機能しない」と拒否してハマスへの攻撃を続けているが
ユダヤ系住民の94%以上が
イスラム原理主義組織「ハマス」への軍事作戦を
支持しているため
国内世論が作戦について後押ししている形・・・
米国に匹敵する最先端のハイテク兵器を装備し
軍事的には圧倒的優位に立つイスラエルですが
ゲリラ戦術で徹底抗戦を誓うハマスが
「降伏」の白旗を掲げる見通しはなく
戦闘終結のシナリオは描けていません
理由として
通常の国家同士の戦争なら
領土の大半が武力制圧されれば敗戦となります
しかし
国家をもたないハマスは
がれきの陰からでも戦い続け
イスラエル軍を撤退させれば勝利になると言っているために
長引かせる原因になっています
‘06年のイスラエルとの紛争で
ヒズボラ指導者の「ナスララ師」は
人的・物的に甚大な被害を受けながらも「勝利」を宣言し
結果的にレバノン国内で政治的影響力を拡大しました
ハマスも同様の「勝利」を収めることで
ガザ支配を確固たるものにする戦略とみられます
イスラエルはハマスと停戦に応じる条件として
ハマス側に停戦や武器禁輸を順守させる
国際監視団の設置などを検討しているとされるが
政府の方針はまだ固まっていないのが現実・・・
微妙に影響があるのが
「二月十日に予定される総選挙では?」と分析している記者もいます
自身に軍歴が乏しく弱腰とみられがちな
与党第一党カディマの党首「リブニ外相」は
選挙で右派の支持を得ようと強硬姿勢を堅持していて
もう一方の与党第二党の労働党を率いる「バラク国防相」が
早期停戦に前向きなのは
戦闘の泥沼化を回避して成果を示すことで
党の躍進につなげたいとの思惑があるからだと言っています
ユダ vs イスラムの構図は
紀元前から続きます
この戦いは一生続くでしょが
いま目の前でおきている「ジェノサイド」は
早く止めなければなりません!